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「わたしの生い立ち、共有します」ー『自分史』というコミュニケーション施策のお話

こんにちは、HR の中山理香です。
本日はFiNCが創業初期の頃から続けていて、かつとても大切にしているコミュニケーション施策のひとつ「自分史」についてご紹介します。

 

(1)『自分史』ってなに?

これは、社員一人ひとりが自身の生い立ちを社内にシェアするというものです。プライベートなことなので、どこまで公開するか、どんなことを公開するかは個人にまかせられているのですが、新たに社員が入社する度に社内ポータルに公開される「自分史」はどれも一人ひとりのユニークな人生がライブに感じられて、興味深いストーリーばかりなのです。

 

ということで、本人の許可を得て「自分史」の一例をご紹介します。

[エンジニア・南里勇気の自分史より(写真下のピースフルな子供が南里です)]
大いなる母「地球」に生を授かったバイソン改め南里です。
好きな言葉は「透明感」ではなく、「漬け物のこしても、ご飯粒のこすな」でもなく、「あるよ!!」です。
【原点】
1990年6月11日、大阪府大阪市という大阪のど真ん中で3人兄弟の末っ子として誕生し、物心ついた頃から「川から拾ってきた」と言われて育ちました。父親は私以上のおふざけもので、私のおふざけは全て父親から吸収しました。母親は根っからの大阪のおばちゃんタイプで、会話の言葉の大半が、「あれ」「それ」です。私の説明能力の低さはそこが原点です。そんな私でも、今では母親の言っている事の半分は意味がわからず適当にうなずいています。あと4つ上の兄、2つ上の姉がいます。
(・・・以下、FiNCに入社するまでの長編大作になっているのですが、つづきを読みたい人はFiNCに入社を(笑))

こんな風に、誕生からFiNCに入社するまでのそれぞれの生い立ちが自由に語られていますが、人によっては波乱万丈で困難の繰り返しだったり、数奇な偶然の連続に運命の存在を感じずはいられないものだったり、華麗なるセレブな生い立ちだったり、、、とストーリー自体がどれも興味深く引き込まれるものばかりです。

 

(2)なぜ「自分史」?

「自分史」を読むと、その人の家族のことも含めた環境や過去の体験、パーソナリティだけでなく、それらによって形成されたものの見方やとらえ方を理解することができます。その人の行動原理の根底にあるパラダイムを理解することができるので、相手の視点で物事を考えたり、相手の立場を配慮したコミュニケーションがとりやすくなります。このようにしてお互いにCompassionあるコミュニケーションを促進することが「自分史」の一番の狙いです。

また、「自分史」を読んだことがきっかけで、自分と相手の間に共通点を発見することもできるので、親近感を生んだり、新たなコミュニケーションのきっかけになったりするというメリットもあります。

さらに、自分の半生を振り返って文字に落とすという「自分史」作成の行為そのものが、自分を客観的に見つめる機会になります。

 

(3)ダイバーシティと「自分史」の重要性

ちなみにこの自分史が始まった2014年当時は、FiNCはまだ50人未満の小さな組織でしたが、この3年の間にさまざまなバッグボーンを持ったタレントが集い今では、インターン、アルバイトを含むと200人強の会社になりました。さまざまな国籍(現在社員の10%が外国籍)、年代、ライフスタイル、IT出身やコンサルなどさまざまな業界からの転職・・・と、ダイバーシティに富んだ企業と言えます。

このような多様性はイノベーションを生む下地=強みとなる一方で、価値観や立場の違いから、組織の不和の元になったり、コミュニケーションコストがかかるというリスク=弱みにもなり得るものです。他者への配慮や共感に基づいたコミュニケーションの重要性はFiNCの組織成長と共に増しています。

 

(4)「心理的安全性(psychological safety)」にも注目しています

余談ですが、最近は「心理的安全性」という言葉がバズワードになっていますね。安心して発言や行動できるような心理状態がチームの生産性を高めることがGoogleの”プロジェクトアリストテレス”によって科学的に立証されたそうですが、FiNCが実現しようとしてきたことにとても近いように思います。FiNCの「自分史」の有効性が立証されたようでもあり、興味深い限りなのです。

参考リンク)
What Google Learned From Its Quest to Build the Perfect Team (英文)
グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

 

【写真の解説】
サムネイルの父子の写真は弊社のトレーナー・野田祐也の幼少期の写真。野田はFiNC本社と併設しているパーソナルジムの店長でもあります。
ただいまFiNCでは野田のようなトレーナーを絶賛募集中です。ご興味のある方は下記HPから募集要項をご覧ください。
https://finc.com/recruit

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