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今さら聞けない!-遺伝子検査って?そして賢い遺伝子検査の選び方とは

こんにちは。技術開発本部 兼 ライフサイエンス部の宮崎です。

FiNC アプリのデータから日々、ユーザの皆さんのライフスタイルを妄想、もといユーザの皆さんのより良い健康とは何か、と考え、製品の仕様を考える仕事をしています。今回は、FiNC が提供する遺伝子検査と、遺伝子検査の選び方についてご説明したいと思います。

 

(1)そもそも遺伝子って?

遺伝子は「DNA」の一部(領域)のことを言います。あれ?遺伝子と DNA って違うの?と思われる方もいるかもしれませんね。遺伝子検査を理解するうえでとても大切なことですので、仕組みについて少し説明したいと思います。

 

◆30 億の DNA?

私たちヒトの体は、約 60 兆個の「細胞」からできています。「細胞」の 1 つ 1 つの中に入っている「核」の中に、46 本の「染色体」と言う形で、ひも状でらせんの構造をした DNA が折りたたまれています。

この 1 つ 1 つの「染色体」をほどいていくと「DNA」が現れます。「DNA」を構成するのは、「糖」「リン酸」「塩基」です。「塩基」は、『A(アデニン)・G(グアニン)・C(シトシン)・T(チミン)』という 4 種類があり、「G・C」「T・A」の対で並び、30億もの「塩基」対が「DNA」を構成しています。

さらにこの「塩基」の並び順には、特徴があり、この特徴のことを「遺伝情報」といいます。「遺伝情報」は、タンパク質や、生命の機能を維持する「情報」が含まれています。そして、「遺伝子」とは、「遺伝情報」の 1 つの単位のことを言うのです。諸説ありますが、理論上、ヒトの DNA には約 3 万の遺伝子があると言われています。

まとめると、ヒトは約 60 兆個の「細胞」からなり、それぞれに 46 本の「染色体」をもっています。「染色体」を構成する DNA には、30 億もの「塩基」対があり、「塩基」の並びの特徴が、「遺伝情報」であり、遺伝情報の一つが「遺伝子」である、ということになります。

 

(2)遺伝子検査ってなに?

 

◆遺伝子検査の始まりは医療目的

遺伝子検査は、もともと、生命の設計図である「DNA」内の「情報」を読み取ることで、病気の原因を解明し、診断や治療に役立てようという医療目的で開発されたことから始まりました。

遺伝子はすべての細胞に存在しています。そのため、血液の他、髪の毛の毛根、唾液(に含まれる口腔上皮細胞)採取し、体を傷つけることなく検査することができます。

 

◆遺伝子検査にも種類がある

遺伝子検査を受けるうえでご注意いただきたいのは遺伝子検査にも種類があるということです。皆さんがよく目にしているのは、主に、医療目的とした遺伝子検査と、体質や疾患リスクを知るための遺伝子検査かと思います。

「遺伝情報」を読み取るということはいずれの遺伝子検査も同じです。

ガンの発見など、診断や治療という医療を目的とした遺伝子検査と、先天的に持っている体質や疾患になる可能性があるリスク(疾患リスク)を調べる遺伝子検査では、少し検査の解釈が異なります。

診断や治療という医療目的とした遺伝子検査は「どんな種類のガンなのかな?」「この薬は効くのだろうか?」という、診断や治療方法の選択を裏付けるために検査を行います。診断や治療を目的とした遺伝子検査は医療機関で行われ、説明も医師や医療従事者によってのみ行われます。

一方、体質や疾患リスクを調べる遺伝子検査は「今は健康だけれど。。。私にはどんなリスクがあるのだろう?」や「私ってもともとどういう体質なのだろう?」という、もともと持っている体質や遺伝的傾向、将来かかるかもしれない病気のリスクを知るための検査です。現在、体質や疾患リスクの遺伝子検査は、検査に関する知識や理解、そして説明を行う能力があれば、医療機関でなくとも、一般の企業でも遺伝子検査を提供することができます。

 

◆科学技術の発展により遺伝子検査が身近に

最近では技術の発展や普及により、大量検査が可能になり、1 回あたりの検査価格が安価になってきました。一般消費者の方も気軽に求めやすいものになってきました。

皆さんがよく目にする遺伝子検査は、治療や診断を目的としたものではなく、体質や遺伝的傾向をより深くしるための遺伝子検査が多いことでしょう。

 

(3)じゃあ FiNC の遺伝子検査で何が分かるの?

FiNC の遺伝子検査は、体質や疾患リスクを測るための遺伝子検査をご提供しています。個々の「遺伝情報」を既に研究実績がある遺伝子と比較することで、先天的な体質や特徴の傾向を推測するものです。

現在、次の5つの検査項目で 24 個の「遺伝情報」から、その人が持っている体質や傾向を検査することができます。
「肥満」検査項目では、3 大栄養素の糖質、脂肪、タンパク質の代謝のしやすさから太りやすさの傾向がわかります。
「肌質」検査項目では、光(紫外線)による老化のしやすさやまぶたのたるみ、雀卵斑(そばかす)のできやすさがわかります。
「睡眠」検査項目では、ナルコレプシーや無呼吸症候群といった、睡眠の質に関わる体質がわかります。
「酒酔いやすさ」検査項目では、お酒の酔いやすさと、二日酔いになりやすい体質かどがわかります。
「健診関連」検査項目では、血糖や血圧、肝機能代謝など健康診断でよく測定する値が上がりやすい(一部は低くなりやすい)傾向がわかります。

なぜこれらの 5 つの検査項目なのか?と言うと、これらは普段の生活習慣が深くかかわっているからです。肥満を改善したい、痩せたい!というかたは、まずは食事が気になるでしょう。ただ人によっては、もう少し運動したほうがいいかもしれませんし、お酒の席で、ついついおつまみを食べすぎて。。。などの生活習慣の方もいらっしゃるかもしれませんね。

年齢とともに衰えがちな肌を若々しく保つために、日焼け対策や、ビタミン摂取などの食事改善はもちろんのこと、よく眠れない方は、よく眠るために寝る直前の食事を控えるなど、睡眠の質を改善したほうが良いかもしれません。

FiNCの遺伝子検査では、あなたが気になる体質や遺伝的傾向だけでなく気になる体質に関わる、例えば睡眠や健診関連などの検査項目も、ぜひ一緒にご確認ください。

あなたの生活に適した食生活や運動、お酒を飲んだ時の知識を知り、ダイエットだけではなく、美しく、そして健やかな生活を送っていただくために検査を受けてみてください。

 

(4)遺伝子検査の選び方

あなたはどんなあなたになりたいですか? どんなことをかなえたいと思っているのでしょうか?

もし今、治療を受けていたり、病気の不安があるため遺伝子検査を選んでいる、という方には、医療機関の受診をお薦めします。

そうではなく、キレイに痩せたい、私ってお酒に強いのかな? 今はあまり気にしていないけど、そろそろ血液検査で数値が気になってきて将来が心配…という方にはFiNCの遺伝子検査をお薦めします。

遺伝子検査の結果だけでなく、あなたのライフスタイルにあった情報をみつけてくれる AIと専門家がいるからです。

そして遺伝子情報を扱う遺伝子検査に不安がある方もいるでしょう。セキュリティがしっかりしており、さらに検査内容や仕組み、検査結果について誠実に答えてくれる検査機関を選ばれることをお薦めします。


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