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FiNCのクリエイターが志向する未来 – 執行役員CCO小出誠也に聞いてみました│FiNCのクリエイティブ

こんにちは、人事戦略本部の中山です。

今回は、執行役員 CCO (Chief Creative Officer) に就任した、クリエイティブ部長でもある小出誠也へのインタビューをお届けします。

クリエイティブ部門のトップが執行役員として任命された背景には、FiNC の事業においてクリエイティブの果たす役割が重要であるという経営陣の思いや期待も込められています。そんな重要な役割を担うクリエイティブチームもFiNC 創業初期の頃は、志は高いが経験値が浅い・・・というデザイナーが数名で構成されるチームでしたが、現在は12名のデザイン・動画のスペシャリストが所属するチームとなりました。今後もサービスのグロースに合わせてクリエイティブチームの強化・拡大が期待される中、クリエイティブの組織と人財をどんな風にデザインしていくのか、クリエイティブチームを率いる小出に聞きました。

 

ーまずは、FiNC のクリエイティブチームはどんなことを手がけているのか、FiNC でクリエイティブを手がけることの面白さ、他社との違いなどを教えてください。

 

「幅広い領域とゼロから生み出す面白さ」

FiNCと他社との違いのひとつめは、カバーするクリエイティブワークの範囲が広いことです。例えばメインであるアプリやウェブデザイン以外にも、オリジナルブランドのパッケージデザイン、チラシやポスターのデザイン、変わったものだと店舗やイベント会場のデザインなんかも行います。動画制作においてもコンテンツ動画だけでなく、ブランディング、プロモーション、サービス説明などさまざまな目的の動画を、多様な媒体を通して表現しています。なので様々な能力やキャリアを積むことが出来るのも一つの特徴だと思います。

現在、クリエイティブ部には自分を含めて外国籍の2名を含めた 12 名のクリエイターが所属していますが、個性だけでなくキャリアの方向性もバラエティに富んでいます。ブランド全体を俯瞰して、様々な媒体でクリエイティブを表現したいメンバーがいれば、特定の領域の技術力を高めたいメンバーもいる。だから、普段からメンバーのキャリアの志向や興味ある分野を意思表示してもらい、本人の興味のある領域の仕事を可能な限りアサインしています。

かつ、FiNC のサービス自体が立ち上がったばかりで、今まさにグロースしている最中。ゼロイチで生み出すクリエイティブワークがメインなので、既にブランドが確立してしまったサービスをデザインするのとは異なる面白さがあります。

 

ー既に出来上がったサービスやプロダクトでは経験できない面白さですね。そのうえ得意な分野をより深めることも新しい領域を広げることもできるなら、それぞれが自分のキャリアビジョンを実現しやすい。ただ、その自由度の高さや領域の幅広さの反面、チームとしてクリエイターを束ねていくことの難易度は高いのでは。チームのベクトルを合わせていくために、工夫していることは?

 

「FiNC のクリエイターが目指す”プロジェティスタ”チーム」

2017 年の冒頭に FiNC のクリエイティブチームとしての「Vision/Mission/Promise」を創りました。
 
【Vison】一人ひとりの想いを形にし、カスタマーにつながりと共感を届ける
【Mission】プロジェティスタチームを作り、クリエイティブをコアコンピタンスに
 
“プロジェティスタ”とは、デザインなどの専門性を武器にしながら、プロジェクト全体をマネジメントし、クリエイティブなサービスやプロダクトを生み出すプロフェッショナルの事を指します。まだ一般的には馴染みがない言葉ですが、イタリアをルーツとする呼び方です。
FiNC ではクリエイティブチームを、単なるクリエイティブ技術の専門家集団ではなく、プロジェクトをリードし、サービスやプロダクトのコアとなる役割を担えるプロフェッショナルチームにしていきたいと考えています。プロジェクト全体をデザインしリードしていくためには、技術力に加えてさまざまな役割のメンバーとコミュニケーションがとれるだけでなく、発言に力がなければなりません。サービスの全体感を見るために経営視点も必要です。

FiNC のクリエイターは、デザインや動画制作というパーツの担当者としてではなく、プロジェクトのコンセプトメイキングから中心となって動き、経営陣や事業サイド、開発サイド、管理栄養士や薬剤師などの専門家サイドと議論を交わしながらプロジェクトに関与することが求められています。

実際には、経験やスキルが充分でないメンバーもいるのですが、実践から学んでもらうためになるべくその役割を一任しています。私自身がサポートにはいったり、育成のしくみによって早期に “プロジェティスタチーム” を編成することに注力しています。

 

—「プロジェティスタ」というキーワードが、FiNCのクリエイター要件を象徴的に現しているということですね。その、「プロジェティスタ」チームを早期に実現するために具体的にはどんなことをしていますか?

 

 

「FiNC のクリエイターに必要な 10 の行動指針 “Promise”」

早期に “プロジェティスタチーム” を実現するためには個のスキルアップが必要です。そのために、FiNC のクリエイターとしての行動指針を 10 項目の”Promise”として定めました。最低限必要なスキルを行動指針として言語化することにより、成長を個や偶然に任せることなく、効率的・意識的に行うことが狙いです。チーム内ではこの”Promise”を共通言語として、評価や育成のしくみに取り込んでいます。
 
<Promise>
1 : 経営戦略と直結したクリエイティブで利益を生み出します。
2 : Speed/Quality/Cost のバランスを取って最大の価値を創出します。
3 : 社内外に対し常に情報発信・コミュニケーションを怠りません。
4 : 自分と違う意見を受け入れ、自分と違うアイデアを大切にします。
5 : 相手の背景や意図を正確に汲み取り、どんな状況でもできる方法を模索します。
6 : 目的や意図を明確にし、説明のできないアウトプットは出しません。
7 : 期日を守りながら品質も妥協せず、期待値を超えるアウトプットを出し続けます。
8 : トレンドや最先端の情報を自ら追い求め、自社のサービスに置き換えて想像し反映します。
9 : 日常生活からインプットを心がけ、情報と知識を得て自らのクリエイティビティを高めます。
10 : あらゆるカスタマー、あらゆるユースケースを想像したクリエイティブを追求します。
 
FINC のクリエイターにはデザインの専門家として技術力を磨くだけでなく、ビジネスマンとしての基礎能力も身につけてほしいと考えています。だから”Promise”にはその要素も含めました。
エンジニアなどの他の職種に比べるとクリエイターの地位が低いとか、デザインに関する経営の理解が薄いとか言われますが、それは世間や経営陣の理解がないのではなく、クリエイター自身に責任があります。デザインの専門性を持ちながらもそれを正しく伝達するための論理性やコミュニケーション能力が欠けている。それによりクリエイティブが情緒的で不安定なものと認識されてしまう、それはクリエイター自身の問題です。

これまで一流と言われるクリエイターの方に数多くお会いしてきましたが、一流なのは技術力だけではありません。ビジネスマンとしてみても一流、例外なくそうです。だから、クリエイターとして一流を目指すためにもビジネスの基礎能力も高めることを、チームメンバーには期待しています

 

ーPromise を評価システムにも組み込んだ取り組みはユニークですよね。チームとして目指す方向が明確で、それを実現するために必要な行動指針と評価指標がシンクロしていれば、着実に理想のチームの実現に前進できます。ちなみにこの評価システムも面白いので、別途このブログで紹介させてください。

ところで、理想のチームの編成のためには、優秀なクリエイターの採用も重要です。最後に、社外のクリエイターに向けてメッセージをお願いします。

 

「突き抜けたプロフェッショナルを目指したいなら」

FiNC では経営者の溝口を筆頭にクリエイティブを大事にし、内部制作にこだわってきました。その期待を裏切らないためにもクリエイティブチームが中心となってプロダクトやサービスの付加価値を最大化していきたいと思っていますし、このヘルスケア領域におけるクリエイティブを牽引していく組織にしていきたいと思っています。
現在、クリエイティブ部に所属するクリエイターは自分を含めて 12 人、そのうち2名は外国籍社員で、経験も個性も豊かなメンバーが揃っていますが、FiNC が 1,000 人、10,000 人企業になってワールドワイドで活躍していくためにもそれに耐え得る人材の採用と育成を行いたいので、より人員も増やして教育制度も充実させ魅力的な組織にしていきたいと考えています。そのために皆の共通言語になる Vision や Mission や Promise を定めて共有認識を持って未来に向かって進んで行けたらと思っています。
突き抜けたプロエッショナルになりたい、成長意欲の高い人にとっては、最適なチームです。

 

ー突き抜けたプロフェッショナルを育てる・目指すという方針を単なる思いにとどめずに「Vision/Mission/Promise」として共通言語化し、評価などの仕組みとしてインストールしているのがいいですよね。第二弾ではそのクリエイティブの評価制度についても詳細を教えてください。

クリエイティブ職を含むFiNCの採用情報については(https://hrmos.co/pages/finc/jobs)をご覧いただき、興味のある方はぜひお問い合わせください。会社訪問なども受け付け中ですので、お問い合わせください。

 

小出誠也(こいでせいや)
執行役員 CCO (Chief Creative Officer)クリエイティブ部長
CG デザイナー、フリーランス、映像ディレクターなどを経験したのち、2012 年 5 月に KLab 株式会社にアートディレクターとして入社。業務推進力とマネジメント力が評価され、入社 1 年でクリエイティブ部長、2014 年4 月には過去最年少で執行役員に就任。2015 年 3 月にはマーケティング部長を兼任し、複数の部門の組織マネジメントを行うなど、幅広いシーンで活躍。新卒向けのクリエイティブイベントの企画や定期的に学生向けの講演を行うなど未来を担うクリエイター育成にも注力している。FiNC では CCO クリエイティブ部長として組織運営を行いながら、ブランディング、サービスデザイン全般を主導。


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