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「3年後の自分が想像できてしまう環境が怖かった」FiNC初のPMがみてきた過去と今

FiNC Technologiesではいくつか事業を展開していますが、その一つにコンシューマー向けのスマホアプリがあります。アプリチームはPM・デザイナー・エンジニアで構成される少数精鋭のチームが5つに分かれており、それぞれのチームに担当する機能とKPIがあります。

 

今回は、PMの一人でありFiNCの歴史をよく知る佐藤にインタビュー。ジョインしたきっかけ、FiNCの過去と今はどう変わったのか、ヘルスケアドメインの難しさとは…?

 

– 早速なのですが、まずは佐藤さんの社内での役割を教えて下さい。

 

今はアプリのPMをやっています。直近までは歩数や体重、食事管理などのライフログ周りのUX改善をしていました。今後はアプリ内の広告周りも携わる予定です。開発だけではなく商品企画からマネタイズまで幅広くみていければなと。

 

蛇足ですが、実は社員番号18番で結構昔からいるメンバーの一人でもあります(笑)

 

– かなり古株ですね。どういう経緯でジョインしたんですか?

 

4年前ですかね、もともと働いていた知り合いから遊びにきなよと誘われ、軽い気持ちでオフォスに行きました。そしたら、突然個室に通されまして、数分後に代表の溝口が入ってきたので驚きました(笑)

 

そこではどんなお話をしたのでしょうか?

 

自己紹介したあとに人生相談ぽい感じになりまして、詳細は割愛しますが、気付いたら溝口と握手をして、FiNCを週一で手伝うことになっていました(笑)

 

まさかの急展開ですね。そこから入社まではどんな経緯があったのですか?

 

それから週1くらいで、前職でやっていたマーケ周りを手伝うようになりました。結果として、3ヶ月後にはジョインを決めました。手伝いをしていく中で、FiNCの目指しているところに共感したのはもちろん、CTOの南野をはじめとする優秀な同年代と働きたいなと自然と思えました。

 

あとは、IT企業なのに、GAすら埋め込まれてなかったり(笑)要は、マーケからプロダクトづくりまで自分の得意領域でポジションがガラ空きだったことですかね。

前職は大企業ですよね?家族の反対とかはありませんでしたか?

 

反対はなかったですが、心配はしていましたね(笑) 前職はYahooで広告のカンパニーでビジネスPMをやってました。メンバーにも恵まれていたし、仕事は充実していました。

 

一方で、ないものねだりかもしれませんが、大企業のような環境だと中々大きな変化を体感できること多くありません。「自分は3〜5年後にこうなっているんだろうな〜」みたいなのが想像できてしまってなぜか強烈に怖くなりました。それがジョインしたきっかけの一つでもあります。

 

自分自身に大きな変化を求めていたからこそ、まずは環境を変えてしまえと。逆にいうと、佐藤さんが入社された頃のFiNCは将来がみえない環境だったということですか?

 

さっきも言った通り、立ち上げ当初はITの会社なのにデジタルマーケティングをちゃんと理解している人がいなかったり、Yahooと比べるとオフィスもちっちゃいですし(笑)

 

ただ一方で、代表の溝口をはじめとするメンバーは何の迷いもなく心のそこから本気で社会を変えるという気概を持っていたことは感じていたので、不安は少なかったですね。

 

このメンバーなら何か大きなことができるんじゃないかという期待の方が大きかったです。

 

なるほど。今でこそコンシューマ向けアプリのDL数が350万を越え、企業や健保向けの事業も順調に伸びてきていますが、今ある形は佐藤さんが入社される頃から予定されていたのですか? 

 

大きく目指す世界に関しては変わっていません。例えば、検索することの代名詞が「ググる」になっているように、健康的な活動をしているという大きい概念自体を「FiNCする」に置き換えらるような世の中を目指そうと。

 

今のコンシューマー向けアプリも、パブリックのリリースは2017年3月と、まだ歴史が浅いですが、実はその前身にはダイエット家庭教師というサービスがあります。このダイエット家庭教師のコンセプトもすごく好きで、普通のジムだと続かない方や、某有名パーソナルトレーニングジムで1度は痩せたけどリバウンドしてしまった方などでも、一生続けられるダイエットをオンライン指導で行うというものです。

 

食事指導がメインになり、個人差もありますが2ヶ月で10kg近く体重が減ったお客様も多く、「人生が変わった!」などといった感謝のメッセージをたくさんいただいておりました。今では350万ダウンロードにもなるFiNCアプリに成長しましたが、本当に初期のサービスでは月に100名程度のお客様に真摯に向き合うといった経験が、今のFiNCアプリユーザーを想像するのにも役立っているような気がします。

 

現在リリースしているFiNCアプリは、パーソナルトレーナーのAI(人工知能)がアドバイスしていたことを踏襲して機能に落とし込んでいる部分も多くあります。体重や食事などのライフログを管理し、それに対して適切なソリューションを提供するといった内容です。今では、それ以上の付加価値のある体験をどんどん仕込んでいます(笑)

管理栄養士やトレーナーが提供しているソリューションをアプリ化したということですね。佐藤さんが入社された頃の高い熱量は今でも感じることはありますか?

 

もちろん今でも感じます。ここで具体的には言えないこともたくさんあるのですが、ただの構想案ではなく、頼もしいメンバーがジョインしてくれるにつれ、いろんなプランが具体になっていくのを日々肌で感じます。

 

最近では、医療系スタートアップやブロックチェーンの子会社を設立したり、ファイナンスを通じた事業会社様とのプロジェクトも数個走っています。

 

今サントリーさんとの特茶プロジェクトが絶賛好評中ですが、親和性の高い他社様と一緒にできる限り多くの方に健康を届けられるような動きは今後も加速します。

 

あと、先日たまたま代表の溝口とランチをした際も、まだオフィシャルにはなっていない彼の考えを聞き、入社した当時の「この人はやばい」という感覚が蘇りましたね(笑)

 

「FiNCする」という社会を目指すためにはどのあたりが課題ですか?

 

ヘルスケアドメインでプロダクトづくりしてきた中で、難しいと感じることの一つに、ユーザーのリテラシと学術的に正しいとされていることの間に大きくギャップがあり、これをどうバランスとりながらUI/UXに落とし込むかという点です。

 

例えば「トマトダイエット」などの、体重や見た目が気になる方にとってキャッチーなダイエット方法が世の中にはたくさん存在します。これらのダイエット方法を否定する訳ではないのですが、学術的に適切ではない場合もあります。

 

では、エビデンスのある情報を正確さ・網羅性を担保して、そのままユーザーに伝えるようなコミュニケーションは果たして正しいのかというと、必ずしもそうではありません。

 

つまり、これら両者の間に入り、ユーザーの方に心地よく健康に向き合ってもらえるような状態にエビデンスを翻訳したUI/UXを定義する役割が僕らPMにはあると考えています。

 

弊社ではアプリ内で提供している機能やコンテンツは、必ずライフサイエンス部のレビューをもらっているのですが、最近担当した食事機能のリニューアルでも、このポイントはとても苦労した点です。

 

健康ニーズは確実に存在していて、且つ、そのための情報やサービスなどのソリューションは増え続けています。僕らはプラットフォームとして、これらをどのようにシームレスに繋いでいくのかは課題だと思います。

FiNCのプロダクトの歴史や今後のことがよくわかりました。今後、佐藤さんはどのように関わっていくのでしょうか?

 

ユーザー数もリテンションも順調に推移しているので、直近はマネタイズ周りにより重きをおいた動きをしていこうと考えています。ビジネスとして利益を最大化したいというのはもちろんですが、前職のYahooで広告に関わっていた際に、チームで数千〜数億円の売上があったので、大金が動くのを目の当たりにするとシンプルに僕もチームもテンションあがるじゃないですか(笑) プロダクトのKPIが伸びている時とはまた別の興奮があります(笑)

 

FiNCが目指している世界を実現するには、まだ第一歩です。今後も、そのために必要とされる役割を柔軟に担っていければと思っています。


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